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再生医療事業
私たちの体には、プラナリアやイモリのような強力な組織再生能力はないものの、日々傷ついた組織の修復が行われ、また古くなった細胞を排除すると同時に新たな細胞が供給され、体の恒常性を保つシステムが存在します。そのシステムを支えるものとして、自己複製能と分化能を兼ね備えた各種幹細胞が活躍していることが知られています。
この幹細胞の働きを積極的に生かすことにより、これまで治療が困難であった多くの疾患に対する治療法が世界中で研究開発されており、最近日本でも、脊椎損傷治療として認可された治療も誕生しています。
一方、私共は、疾患ではないものの、社会的意義が大きいこととして、健康寿命を延ばす方向で、幹細胞を使ったアプローチを考えております。老化の過程で、生体能力あるいは生理機能が低下し、社会生活を送る上で、色々な形での支障が生じて参ります。現在わが国において、平均寿命は世界のトップクラスですが、死を前にして、男性で約9年、女性では約13年要介護状態にあることが知られており、この介護や介護予防サービスに要する費用は、年間8兆円を超えていると言われています。同時進行している少子化傾向を考え併せても、健康寿命の延伸は、緊急の課題であり、医療の世界に係るものが果たすべき責任の一つではないかと捉えております。
具体的には、国内外の研究機関、病院、再生医療に取り組んでいるバイオ、製薬企業等との共同研究
開発等積極的な提携関係を構築・推進し、再生医療の可能性を追求してまいります。
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